Wallyの本 進化中

 黒子をやっているWally Higginsの本が増刷になりました、という出版社からの連絡。

担当してくださっているのは、超有能編集者で、ヒットを次々出している人。
今も、10月刊のすご〜く面白そうな本 で大わらわ……に違いない。
とはいっても、増刷すると言うときは、読者の皆様のご指摘を反映させる唯一のチャンスで、
しかも大体、そうは時間的な余裕がもらえないので、増刷が決まると、こっちの作業も慌ただしくなってくる。

7刷りともなると、そう修正もない……はずなのだけれど、それでも鉄道マニアのみなさんが楽しんでくださっているこの本に関しては、いろいろな情報をお寄せいただいているので、それを事実確認しつつ、文章を手直ししたり、場合によっては本人に確認をとったり。

写真の中で今一つ何に使われているかはっきりしないものに
「これは○○だろうか……」というキャプションを入れたところ、
読者の方から、「実は○まるじゃなくて、××です」と正解が寄せられたり、ということもある。ありがたや! ただ、本人の目に○○だと映ったのであれば、「だろうか」と言っているし、変えない方がいいんでは……といったやりとりを、編集者さんと何度かしつつ、文章を確定していく。

こうやって本が進化していくのは、本当にありがたいですよね、と編集者さん。

ほんと、ほんとです。

そして、みなさんが楽しんでくださっているのがよくわかって、それもありがたい。

ちなみに、#光文社 営業のご担当は、鉄ちゃんだそうで。
彼の発案で、Wally の撮った写真でZoomのバックグラウンドが作られた。
5枚作ったものの中で、Wallyのお気に入りは

山口県にあった船木鉄道の伏附駅のなんともノスタルジックなこの写真は今回増刷される1冊目のから。Wallyがこの画像を背景にしてZoom中の写真を……という編集部からのリクエストを伝えたところ、
「設定しにきてくれ」
と言われ、近々Wallyさんのところに、設定に行く予定。
バックグラウンドの設定はできないけど、でも、彼はZoomには軽々参加。
なかなかのハイテクおじいちゃんです。

ちなみに今回増刷になった本はこちらです。



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