コロナ禍下の暮らしメモ9: Zoomで朝会 高齢者とのコミュニケーション Zoom編

特に一人暮らしの高齢の方々の場合、
今回の緊急事態宣言などあって、
極力家にいるように、というお達しがでてしまうと、
外に出る機会がなくなり、人と話さなくなっちゃう
ということは十分にあり得ます。

なので、私が関わっている一人暮らしの高齢の方々を中心にしたグループで、
Zoom朝会を始めました。
先週の火曜日が初日でした。
とりあえず、Zoomでミーティングを予約。
パスワードなど面倒な設定は一切ないし。
ミーティングのアドレスをコピペしてメールで配信。
朝8時から9時まで、開けているから、よかったら顔を出して下さいね、という
ゆる〜いもの。
パソコンなら、クリックするだけでアクセスできますよ、というのが
Zoomの売りでしょうか。
ただし、iPadやスマホからのアクセスの人は、
アプリの自動ダウンロードが始まって、パスワードを聞かれたり、
Zoomはとても危ないらしいから、私はやりません、という連絡が来たり。
反応は様々でした。

大分、混乱の内容もわかってきたので、
パソコンからのアクセスを推奨します
パスワードはかけていないので、もし聞かれたら、iPadを立ち上げるときの
パスワードを入れて見て下さい
と書いて配信するようにしています。

朝、8時ぴったりに来る人は少ないのですが、9時までの間に10人前後が
でたり入ったり。
おはよう! 久しぶり!
という挨拶から始まり、
お散歩中の人が、外の光景を映してくれたり、
今日はお医者さんの予約があると、途中退出する人がいたり、
とりあえず、口を動かして、おしゃべりしたり、笑ったりするのが
最大の目的の1時間です。

が、外国の方が多いこともあり、10万円の支援金の話が決まると
申請の仕方はどうすればいいのか、といった質問が出たり、
在留カードの延長は現在、有効期限後3ヶ月までは申請ができるように
なっているといった生活や日本の滞在に関わる情報のやりとりも。
こうした生活情報は、英語の情報が少ないので、
Zoomをしながら、ネットで検索して、情報交換するなど、
日本での暮らしのよろず相談のようになりつつあります。

今日は、コロナのさなか、オーブンがこわれちゃって、お菓子が焼けなくなった
といいだしたメンバーに、日本人のメンバーが、炊飯器があれば、ケーキ焼けるよ
とお料理指南。
ボーイスカウトの指導員をやっている人が、ダンボウルと飯ごうがあれば、ケーキ
がやけると言いだし、オーブンが壊れたメンバーは、「っていうことは、バーベキューグリルでもやけるかなぁ?」「スモークケーキになっちゃうんじゃないの?」
みんなで知恵を出し合ったり、冗談をいって大笑いをしたり。

私はというと、ホストをやることもあって、朝、8時前には、着替えて簡単なメークをするようになりました。これは、私としては大進歩。

日曜日は、お昼ご飯を食べる会も計画中。
これも、電話だけの人はなかなか参加が難しいので、iPad パソコン、なんとか
使えるようになっておけることは、お年寄りのコミュニケーションでも
結構大事かなぁと思います。







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