インターナショナルスクールは休校当日からオンライン授業

実際に本にできるかどうかは別にして、
自分の勉強のためにも、在日外国人に家事事情のインタビューを
始めることにしました。

昨日は、その第一弾。
金曜の午前中ならいいわよ、というRさんにメッセンジャーでインタビュー。
いや、コロナ騒ぎがあったからメッセンジャーにしたわけじゃなくて、
彼女が忙しそうだったから、メッセンジャーのインタビューだったんですが。

ちょうど、安倍首相が、おととい、日本の学校を新学期まで休校にする
といって、あちこち大騒ぎになっていた昨日。
Rさんは、国内のインターナショナルスクールの職員。
インタビュー前の雑談で、日本の学校の父兄は大騒ぎになっているよ、
と言ったら、
そうなの?
と。

うちの学校も、政府の方針を受けて、来週から登校はなくなるの、
とのこと。
別のインターに勤めている友人も、父兄の間にコロナウィルスへの不安が
すごく広がっているといっていたから、
日本の学校が休みなら、こちら登校させない方がいいだろうという
判断はわからなくありません。
特に、スクールバスを運行している学校については、一人かかったら
学内でバッと広がる可能性を考えると、当然の対応かもしれません。

じゃぁ、状況は日本の学校と変わらないのね、と思った私の
目をさまさせたのが、彼女の次の一言でした。

登校はなくなるの。月曜からはオンラインになるのよ。

オンライン? 授業をオンラインでやるっていうこと?

そう。オンラインに切り替えるの。

当然のことのように彼女はそう言いました。
「多分、国内のほとんどのインターナショナルスクールは
オンラインに切り替えるんじゃないかしら。」

長期休校になったら、その当日からオンラインの授業に切り替わる。

日本の学校ではほど遠いよなぁ、と、さすがにショックでした。
という話をツイッターでしたら、新聞の記者さんから
日本では難しいですよね、パソコン持っていない子どももいるし、という反応。

う〜ん。
でも、例えば、私の娘は高校のとに交換留学で1年フランスの
地方都市の高校に通いましたが、
その高校では、在校生に無償でパソコンが支給されました。
娘のように、1年しかいない留学生にさえも。
彼女は狂喜乱舞してピンクのDELLを持って帰国しました。
それくらいの予算がついているっていうことですよね、
フランスは、
なのか、
フランスの地方自治体は、なのかわからないけれど。

欧米だけではない。
中国でもオンラインの授業の重要性は今回のコロナ騒ぎで認識されているわけで。
パソコン持っていない子がいるからできない
ネットつながっていない子がいるからできない
現状パッと移行できないことへの抵抗って日本ではすごく強いけれど、
そんなこといってないで、そういうことに必要な予算をつけるべき時期に
来ていますよね、今の日本。
と思います。








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