noteでの連載が始まりました

連載といっていいのかどうかわからないのですが
note でWallyの本の連載が始まりました。
本の一部をご覧いただくと同時に、当初700枚くらい選んでいた
写真の中から、入らなくて落としたコラムなどもご紹介できることに
なりました。
私が一番楽しんだのは、当時の女性達が普段着として着ていた着物の
柄行きや柄袷でした。晴れ着に真っ赤な足袋の女の子や全体に白地が
中心の子ども達の着物は私にはとても新鮮でした。
当時の三越で着物を着たマネキンがずらりと並ぶのも、
こういう色の使い方が主流だったのか、と思ったり、
中振り袖にこの帯かぁと思ったり。

そして、今とは全然違う七五三の写真。
特に髪型や印象的でした。
ちょっとお姉さんの羽織も、このお着物にこの長さの羽織……
んて、じっくり見てしまったりして。

実は、その他に、街のそこここで見かけるおしゃれな女性の
洋服にも目を奪われました。
ヘプバーン顔負けのAラインスカート。真っ白なハイヒール。
コートも今はグレーや黒が目立ちますが、もっとカラフル。
このあたりは、本の中にちりばめられているので、ぜひ、本を
ご覧いただければ。

実は、とてもカラフルな女性がホームに立っている写真を見て
ウォーリーに
「昔は女性の洋服がカラフルだったね〜」と言ったら
「それは、電車が黒中心だったからそう見えるんだろう。今は電車がカラフルだからね」とあっさり切り捨てられてしまったんですが……。
でも、華やかな女性達の装いは当時の世相を感じられて楽しいです。


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