日本鉄道旅行地図帳

今日は、データをもらいにWallyのおうちへ。
Wallyは、私がファイルをじゃかじゃか作って送りつけるので、
自分が返信に時間がかかるのを私が怒ってるのではと
心配していた模様。

で。
時間がかかるには、理由があるんだよ、
と彼の秘密兵器を見せてくれました。
それが、これ。
新潮社から出ている日本鉄道旅行地図帳というものです。
この本のすごいところは、廃線になった列車も全部地図上に網羅されているところ。
それを、彼は確認しながら、私の質問に答えてくれているのでした。
例えば彼の写真に、長野の島々の写真があります。
今、島々はもうなくなっていて、あるのは新島々。それが島々の一つ手前だったか、二つ手前だったかというのは、この地図帳を調べればすぐにわかります。
とはいっても、全部日本語だし、かなり文字も細かい(私でも目がクラクラする)ので、Wallyが一つひとつ調べるのは大変。
でも、それをやってくれているのです。
調べられるものは調べ、自分の記憶だけで適当なことは言いたくない、という彼のプライドと責任感のなせる技。

ちなみにこのシリーズ、最新刊は、朝鮮台湾編満州樺太編です。
さすがに、これは戦前までのデータで、止まっているとのこと。戦後もフォローすることはできるはずだけれど、それはまた別の企画になるレベルなんだろうなぁ、と言っていました。

データのチェック、校閲など一体新潮社はどうやってやったんだろう(しかも1000円以下の値段で)というのが彼の大きな疑問のようでしたが、とても頼りになる素晴らしい本だと激賛していました。

こういう素晴らしいいろいろなデータで裏をとりながら、本が進んでいるのだということを、本日改めて認識した次第です。

ちなみに、いつどんな資料が必要になるかわからないから、なんでもとっておいた方がいいというご意見のWally。今日、話をしていたら、「いいか。いつ何が役に立つかわからないからね。Mari Kondoみたいに捨てましょうっていうのはダメだよ。」と突然言いだしてビックリ。知ってるんだ、Mari Kondo、って。w


#鉄道ファン #廃線 #鉄オタ #60年前の東京・日本



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